文学部オープンキャンパス|受験案内

文学部についての説明会を毎年開催しています。

文学部説明会は全学の行事 “千葉大学オープンキャンパス” の一環で毎年7月下旬と11月上旬(大学祭期間中)の計2回、開催しています。夏季オープンキャンパス参加には事前の申し込みが必要です(Web上から)。その詳細については、上記「申し込み」をクリックしてください。
秋季オープンキャンパスには申し込みは必要ありません。

問い合わせ先

文学部学務グループ Tel 043-290-2351, 3631

2016年度説明会

2016年夏季 文学部オープンキャンパス  7月31日(日)

第一部 10:00~12:00
第二部14:00~16:00

集合場所・受付開始時間

文学部棟玄関前(西千葉地区)に集合
第1回 9:30受付開始予定
第2回 13:30受付開始予定

行動科学コース

内容
1.全体ガイダンス(50分)

1)行動科学科の紹介
2)先進科学プログラム人間探求コースの紹介
3)卒業後の進路など
4)質疑応答
休憩・教室移動(10分)

2.各専修の説明並びに模擬授業(30分:同時開講)

哲学専修:担当者 和泉ちえ 講義内容 「すべての学問は哲学に通ず:All Sciences Lead to Philosophy」
「すべての道はローマに通ず」という古来の文言に準えて,哲学とは何かと問われれば「すべての学問は哲学に通ず」と答えることもできるでしょう。哲学という学問は,人文科学・自然科学双方の領域を等しく支える「学問方法論」の源流を統括しています。「万学の女王」として日々奮闘する哲学の,その魅力をお伝えしたいと思います。

認知情報科学専修:担当者 伝康晴 講義内容「認知情報科学とは」
認知情報科学とは、見る・聞く・話す・考えるといった日常的な営みを多様なアプローチで探求する学問です。動物の行動を観察したり、コンピュータに知的な振る舞いをさせたり、いろんな研究をしている先生たちがいます。この講義では、とくに「ことば」の認知情報科学に焦点を当て、私たちがどのようにことばを理解しているか、他者とのコミュニケーションの中でことばをどのように使っているかに関する研究を紹介します。

心理学専修:担当者 一川誠 講義内容「体験される空間と時間の心理学」
心理学専修では、実験心理学的手法に基づいて解明された人間の心や行動の特性を学ぶことができる。今回は、実験心理学が明らかにしてきた心的な空間や時間の特性について解説する。心的な空間や時間は実際とは大きくずれることがある。空間や時間における錯覚の特性から,心的時空間がどのように体制化されているのか概観する。

社会学専修:担当者 米村千代 講義内容「社会学的思考で社会をみる」
ふだん意識することのない日常生活から社会問題、グローバルな動きまで、社会学の領域は幅広く、取り扱うテーマも多岐にわたります。「社会学的にみる」とはどのようなことか、社会学の特徴はどこにあるのかなどについて、社会学専修のカリキュラムや「社会調査士」資格、卒業論文、社会調査実習などにもふれながら、説明します。

文化人類学専修:担当者 髙橋絵里香 講義内容「ムーミンから考える家族のかたち」
文化人類学は、人間の行為や思考の多様性について、文化という概念を糸口としながら考えていく学問です。例えば、普遍的に思える家族のあり方も、それぞれの地域の歴史や制度、慣習などに密接につながっています。模擬授業では、担当者が研究を行っているフィンランドの家族観や扶養・介護のかたちについて、トーベ・ヤンソンの「ムーミン」物語を糸口に紹介していきます。

3.各専修の研究室案内等(30分)在学生による学生生活の紹介なども含みます。

歴史学コース

内容
1.全体紹介(25分)・文学部紹介・歴史学コース紹介・卒業後の進路
2.在学生による歴史学コース紹介(約20分)
休憩(10分)
3.模擬授業(各25分)

(1)「明治期の日本に「印刷革命」は起こったか?」 担当:引野亨輔
概要:明治時代にヨーロッパから活版印刷の技術が伝わると、日本伝統の木版印刷はたちまち時代遅れの技術となり、急速にその姿を消したとされています。しかし、本当に活版印刷は、明治時代人の目に進歩の象徴として映っていたのでしょうか。今回の模擬授業では、上記のような出来事を素材にして、通説を疑い、再検討する作業の大切さを考えてみたいと思います。

(2)「大学で学ぶオスマン帝国史:オスマン社会に生きる人々」 担当:秋葉淳
概要:高校世界史で勉強するオスマン帝国の歴史は、征服戦争や軍隊、国家の仕組みなどが中心です。では、オスマン帝国下の社会で、人々はどのような生活を営んでいたのでしょうか。また、それはどのようにすれば知ることができるでしょうか。この模擬授業では、オスマン社会に生きる人々の生活、とくに女性に焦点を当てて、歴史研究の一端をご紹介します。

4.教員、在学生との質疑応答(15分)

日本・ユーラシア文化コース

内容
1. 説明(約 50 分)

1) 学部紹介
2) コース紹介
3) 入試情報
4) 進路状況
5) 在学生の話・学習について・生活について

<休憩> (約 10 分)

2. 模擬授業(約 20 分× 2)

(1) 「学校ではよめない上代文学」担当:兼岡理恵 准教授
中学・高校の「古文」の授業において、上代文学―奈良時代の文学―は、ほとんど取り上げられることがない。なぜ上代文学は学校では学ばないのか。本授業では、現代にも通じる興味深い記事が満載の上代文学から、日本最古の地誌―「風土記」をとりあげ、その面白さをよみといていきたい。

(2)「トナカイと人-北方ユーラシア世界における狩猟と牧畜」 担当:吉田睦 教授
サンタクロースの橇を曳く動物、トナカイ。トナカイは氷河期よりシベリアを含む周極地方に棲息してきた動物で、狩猟や牧畜の対象として人とかかわりを持ってきた。この動物と人との関係を通じて、北方の自然環境、そこでの先住民の暮らしと現代的な問題を検証し、文化の差異性や共通性について考えてみたい。

3. 個別相談会 ( 約 20 分 )

全体プログラム終了後、日本文化学科の教員・在学生が皆さんからの個別相談に直接お答えいたします。

国際言語文化学コース

内容
第一部(70分)

1.学部・学科の紹介
文学部・人文学科の教育・研究、スーパーグローバル、国際日本学、留学制度、取得可能資格などについて

2.各専修の紹介
比較文化論専修
ヨーロッパ文化論専修
英語圏文化論専修
言語構造論専修

3.卒業後の進路について

4.在学生によるコースの紹介
・大学生活について
・留学体験について

5.質疑

休憩(10分)

第二部(40分)

1.模擬授業(20分)

「Marieはなぜ愛されるのか?」土田知則教授
言葉とは実に不思議なものである。意識的か、無意識的か、言葉には表面的なメッセージの意味を多層的に支える、別のメッセージが隠されていることがある。「アナグラム」と呼ばれる言語事象を紹介しながら、言葉の謎や魅力について考えてみたい。

2.個別相談会(20分)
プログラム終了後、国際言語文化学コースの教員・学生が、皆さんからの個別相談に応じます。

2016年度夏季 文学部オープンキャンパス(追加開催)

7月31日開催の文学部オープンキャンパスに多くの方のお申し込みをいただき,ありがとうございます。定員に達したコースがあるため,追加開催をいたします。

実施日時

第1回 8月23日(火)10:00~12:00
第2回 8月23日(火)14:00~16:00

集合場所・受付開始時間

文学部棟玄関前(西千葉地区)に集合
第1回 9:30受付開始予定
第2回 13:30受付開始予定

参加申し込み

千葉大学ホームページからお申込みください オープンキャンパス申し込み

内容

  1. 文学部の内容
  2. コース説明
  3. 在学生による学生生活紹介
  4. 卒業後の進路説明
  5. 模擬授業
問い合わせ

文学部学務グループ043-290-3631

【お知らせ】 2016年 秋季文学部オープンキャンパス(入学相談会)

文学部では、個別の学生・教員による入学相談会を大学祭期間中の11月5日(土)10:00から15:00までコース別にけやき会館で実施します。事前申込は、必要ありませんので気軽にお越しください。

なお、当日文学部の公開講座(高校生、一般市民対象)も予定しています。

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