文学部オープンキャンパス|受験案内

文学部についての説明会を毎年開催しています。

文学部説明会は全学の行事“千葉大学オープンキャンパス”の一環で毎年7月下旬と8月下旬、11月上旬(大学祭期間中)の計3回、開催しています。7月と8月の説明会に参加するには事前の申し込みが必要です(Web上から)。その詳細については、上記「申し込み」をクリックしてください。11月の説明会には申し込みは必要ありません。

2018年度説明会

2018年夏季文学部オープンキャンパス  7月29日(日)

文学部オープンキャンパスに多くの方のお申し込みをいただき,ありがとうございます。

実施日時

第一部 10:00~12:00
第二部 14:00~16:00

集合場所・受付開始時間

法政経学部棟玄関前(西千葉地区)に集合
第1回 9:30受付開始予定
第2回 13:30受付開始予定

参加申し込み

定員に達したため締め切りとなりました。

行動科学コース(このコースでは,後半は専修ごとに分かれて模擬講義等を行います。)

哲学専修:担当者 秋葉剛史 講義内容「心と世界の関係」
哲学というのはちょっと変わった「学問」です。というのも哲学は、私たちがふだん当たり前だと思っていることから出発してその上に知識を築きあげるというよりも、当たり前だと思っていたことが実はぜんぜんそうでなかった、ということをしばしば教えてくれるからです。今回の授業では、とくに「心と世界の関係」に注目してこのことを示したいと思います。新たな問いに出会うワクワク感をぜひ味わってみてください。

認知情報科学専修:担当者 阿部明典 講義内容「知能」
認知情報科学とは、見る・聞く・話す・考えるといった日常的な営みを多彩なアプローチで探求する学問です。コンピューターに知的な振る舞いをさせたり、人間の会話を分析したり、いろいろな研究をしている先生たちがいます。この講義では特に、最近の人工知能の動向などについて授業する予定です。

心理学専修:担当者 須藤昇 講義内容「心が作りだす世界」
心の働きは環境や自分自身を知り、日々の生活で必要な活動を遂行することです。それには、音や光から、音楽や色彩、会話などの情報を取り出すことが含まれます。ところが、こうして取り出された情報から作られる世界は現実の環境とは異なっています。心が情報の一部を改変してしまうからです。この講義では、このような変容機能を紹介します。

社会学専修:担当者 米村千代 講義内容「社会学とは?-社会や人間関係を分析する」
ふだん意識することのない日常生活から社会問題、グローバルな動きまで、社会学の領域は幅広く、取り扱うテーマも多岐にわたります。「社会学的にみる」とはどのようなことか、社会学の特徴はどこにあるのかなどについて、社会学専修のカリキュラムや「社会調査士」資格、卒業論文、社会調査実習などにもふれながら、説明します。

文化人類学:担当者 小谷真吾 「バナナやイモから人間の多様性を考えてみる」
文化人類学は、人間の行為や思考の多様性を、文化という概念を通じて研究する学問です。例えば、人間の生物学的形質はほぼ同一であるにもかかわらず、世界中には多様な食材、料理法が存在し、それらが多様であることの理由があります。模擬授業では、担当教員が調査を行っているニューギニアやマレーシアの食生活を題材に、文化人類学の研究目的や方法論を紹介していきます。

歴史学コース

内容

1.全体紹介(25分)-岩城高広(コース長)
文学部紹介、歴史学コース紹介、卒業後の進路など

2.在学生による歴史学コースの紹介(約20分)

休憩(10分)

3.模擬授業(各25分)

(1)「戦争遺跡から考える東南アジアと日本」 担当:岩城高広
概要:千葉市内には、多くの戦争遺跡があります。このうち鉄道連隊の演習場だった千葉公園には、トンネルや橋脚がモニュメントとして残されています。鉄道連隊はアジア・太平洋戦争のとき、泰緬鉄道の建設にも従事しました。モニュメントを手がかりにして、戦争の時代の東南アジアと日本について考えてみましょう。

(2)「徒然草・源氏物語からみる江戸時代」 担当:引野亨輔
概要:徒然草・源氏物語といえば、いまや日本を代表する古典文学作品です。しかし、これらの名作も、書かれた途端に古典文学としての地位を手に入れたわけではありません。徒然草はいつから多くの読者を獲得したのか、源氏物語はいつの時代も同じ読まれ方をしてきたのか。今回の模擬講義では、そのような読まれ方の歴史について考えてみたいと思います。

日本・ユーラシア文化コース

内容
1. 説明

1) コース紹介
2) 進路状況
3) 在学生の話 -学習について・生活について-

2. 模擬授業

「江戸のメディアミックス」担当:田草川みずき
現代の「メディアミックス」といえば、あるひとつの作品を、小説・漫画・映画・アニメ・ゲームなどの複数のメディアが表現することをいう。しかしこうした試みは、江戸時代の才能ある作家たちにより、既に行われていた。本講義では、このような江戸のメディアミックスの事例を取り上げ、それが現代日本に及ぼした影響について紹介したい。

「植林活動からみるモンゴルの環境と文化」担当:児玉香菜子
乾燥地における植林は環境に負荷を与えることが明らかにされています。しかし、現在でもモンゴルで植林活動をおこなう日本人ボランティア団体は少なくありません。そこには「緑」をめぐる認識の違いがあります。温暖湿潤の日本と寒冷乾燥のモンゴルの「緑」は同じでしょうか。「緑」を切り口にモンゴルの環境と文化をみていきます。
ところが、ことばは地域により年齢により変異があり、どうやら毎日変化をしているらしい。この短い講義では、起きつつある変化に着目して、言語研究の一端を示してみたい。

国際言語文化学コース

内容
第一部(70分)

1.学部・学科の紹介:篠崎コース長
文学部・人文学科の教育・研究、スーパーグローバル、留学制度、取得可能資格などについて

2.各専修の紹介:各専修の教員
比較文化論専修(鳥山)
ヨーロッパ文化論専修(土田)
英語圏文化論専修(篠崎)
言語構造論専修(鎌田)

3.卒業後の進路について:篠崎学生委員

4.在学生によるコースの紹介
・大学生活について:在学生
・留学体験について:在学生

休憩(10分)

学生企画
「学習アドヴァイスルーム~現役千葉大生が今だから言えること」(G4―23教室)
学習について展示しています。1年生スタッフに質問もできます。
休憩時間、説明会終了後にも、どうぞお立ち寄りください。

12:10・16:10 「千葉大生と話してみよう! 歩いてみよう!」(文学部 講義室206)
勉強・生活についての質疑やサークル紹介、その後、文学部・図書館等をご案内します。

第二部(40分)

1.模擬授業(20分)
「『イワンのばか』を読む」 担当:鳥山祐介准教授
ロシアの文豪、トルストイが民話をもとにして子供のために書いたこの物語では最後に「ばか」が勝利しますが、それはなぜなのでしょうか(勉強などしない方がいいということでしょうか?)。言葉を用いて作られた「フィクション」とは何なのか、という問題を鍵に、この物語から私たちが何を得られるのかを考えてみましょう。

2.個別相談会(20分)
プログラム終了後、国際言語文化学コースの教員・学生が、皆さんからの個別相談に応じます。
12:00・16:00 終了予定

2018年度夏季文学部オープンキャンパス 8月17日(金)

実施日時

第一部 10:00~12:00
第二部 14:00~16:00

集合場所・受付開始時間

法政経学部棟玄関前(西千葉地区)に集合
第1回 9:30受付開始予定
第2回 13:30受付開始予定

参加申し込み

千葉大学ホームページ 平成30年度 夏季オープンキャンパス からお申込みください。
(応募は締め切りました)

http://www.chiba-u.ac.jp/exam/event/opencampus.html

内容

  1. 文学部紹介
  2. 各コース在学生による学生生活紹介
  3. 模擬講義「ことばの『なぜ』を考える」
  4. 質疑応答(全体、コース別)
問い合わせ

文学部学務グループ Tel 043-290-3631

2018年度 千葉大学秋季オープンキャンパスは以下のように開催予定です。

【開催日】平成30年11月4日(日)
●事前の申込は原則不要です。
●当日は千葉大学祭の最終日となります。
●詳細については後日,千葉大学ホームページでお知らせいたします。

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