教員要覧

吉岡洋介

吉岡洋介 (ヨシオカヨウスケ)

略歴

2013年9月 大阪大学人間科学研究科 博士(人間科学)
2014年4月 立教大学社会学部助教
2015年4月 千葉大学文学部助教
2018年11月 千葉大学大学院人文科学研究院准教授(現在に至る)

研究内容

労働社会学。とくに人びとの職業キャリアがどのように形成されるのかについて、パネルデータや回顧型職歴データといったやや複雑な統計データの計量分析により明らかにしています。その際、人びとの人生の歩みを、個人に内在する意思や能力だけでなく外在する機会や制度を通して多角的に把握しようとする海外のライフコース研究を手掛かりにしています。

主要な所属学会

日本社会学会、関西社会学会、日本家族社会学会、数理社会学会

主要な研究業績

著書(分担執筆)

  • 『データアーカイブSRDQで学ぶ社会調査の計量分析』(ミネルヴァ書房、2010)

論文

  • 「インターネット・パネル調査の利用可能性 : 大学生を対象とした調査事例を通して」(『社会学評論』第71号3巻、2020)
  • 「大卒就職機会における学校歴仮説とコミュニケーション能力―インターネット・パネル調査による計量分析の試み―」(『ソシオロジ』第191号、2018)
  • 「男性従業員の仕事への不満が離職に及ぼす影響:不満の解消機会に注目して」
    (『フォーラム現代社会学』第15号、2016)
  • 「心理変数が職業キャリアに及ぼす影響―ライフコース研究における議論の整理と計量分析―」
    (『大阪大学大学院人間科学研究科紀要』第41巻、2015)
  • 「ポスト経済成長期において男性の職業意識は「長期雇用」慣行にどう影響したか?」
    (『年報人間科学』第34号、2013)
  • 「職業意識は,その後の世代内移動に影響するか?」(『理論と方法』第51号、2012)

書評等

  • 「(書評論文)中澤渉・藤原翔(編)『格差社会の中の高校生―学校・家族・進路選択―』」
    (『家族社会学研究』第28号1巻、2016)
  • 「(文献紹介)“Late Careers in Europe: Effects of Individual and Institutional Factors”, Henriette Engelhardt, European Sociological Review, 28(4): 550-563, 2012.」(『理論と方法』第56号、2014)
  • 「(書評論文)Gender Inequality in the Life Course: Social Changes and Stability in West Germany, 1975-1995.」(『年報人間科学』第29号、2008)
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