教員詳細: 加藤 隆
- カトウタカシ
- KATO Takashi
- 国際言語文化学科
- 比較文化論講座
- メール: 非公開
- 電話番号: 非公開
略歴
- 1992年 ストラスブール大学プロテスタント神学専攻(博士課程)修了(プロテスタント神学博士)
- 2003年 東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻(博士課程)単位取得満期退学
研究内容
第一。<聖書研究>。聖書(旧約聖書と新約聖書)を綿密に検討することを基礎として、キリスト教について、またキリスト教を取り巻く世界の状況について考える。宗教や文明についての研究だが、聖書の研究は、つまるところテキストの分析である。テキストを可能なかぎり厳密に読むために、さまざまな技術を駆使して取り組んでいく。
第二。<比較文明論>。人間が自分たちのためにつくってきた人工的な環境を「文明」と呼ぶことができるかもしれない。これまでに構築した、文明のさまざまなタイプからなる類型論を背景にして、最近は特に、「愛のさまざまな形」というトピックからのアプローチに取り組んでいる。「神は愛」かもしれないが、「愛は神」なのか。「愛」と「神」は、どのように繋がっているのか。そもそも「愛」と「神」は、本当につながっているのか。いずれにしても、人々の「愛」はさまざまな様相を呈している。古今東西の「愛の形」を検討している。
主な研究業績
著書(単著)
- 『歴史の中の『新約聖書』』(ちくま新書)筑摩書房、2010
- 『旧約聖書の誕生』筑摩書房、2008
- 『『新約聖書』の「たとえ」を解く』(ちくま新書)筑摩書房、2006
- 『一神教の誕生』(講談社現代新書)講談社、2002
- La pensée sociale de Luc-Actes, (coll. Etudes d'Histoire et de Philosophie Religieuses, No.76), Presses Universitaires de France, Paris, 1997
著書(共著)
- Spiritualités en regard. Valeurs bouddhistes Valeurs chrétiennes, Presses Universitaires de Strasbourg, 2003
最近の主な論文
- 「聖書における『病い』」『日本比較文学会東京支部研究報告』Sep2010、No.7
- 「古代における「メソポタミア・ペルシア」「エジプト」「キリスト教」」『比較文明』第24号、2009.3
- 「信仰と武士道」『春秋』2007年11月号、春秋社、p.26-29
- 「人はみな救われるのか――キリスト教と仏教権実論争の比較」『春秋』2007年2.3月号、春秋社
- 「宗教、文明、環境問題を考える――神的現実を考慮した五つの社会類型」『広領域教育』No.60、2005
- 「遠藤周作訳『テレーズ・デスケルー』――翻訳から見る作家の方法」(小嶋洋輔と共著)『千葉大学社会文化科学研究』第8号、2004
